緊迫された大都会で

無性に言葉を文字にしたくなる時がある。

考えを言葉にして、空中に浮かべたくなる。

空気に変わって振動し、そして自分の前から消えていく言葉に感動する。

 

やっぱり、私は言葉が好きだ。

 

デジタルを断捨離すると、誰かに想いを伝えたくなる。

知人では駄目だ。私の殻が破れてしまうからだ。

 

言葉には衝動がある。

 

思いたったときに、溢れて止まらなくなる。

深緑の奥深くにある、誰も訪れたことのない場所で、台風が過ぎ去った後に勢いよく流れている滝と同じだ。

 

やがて落ち着く時に、私は衝動から救われる。

 

 

最近は良い事があまりない。

ネガティブだし、センシティブ。

 

感情は自分で決めるものなのに、他人に左右され、他人に認められたい情けない承認欲求がある。

 

自分の評価は他人が決める事だから、必然的にそうなるだろう。これが社会だから。

 

精神が病んだひとに「頑張ろう。」は禁句と昔に聞いたことがある。

あー、こういう事か。って理解ができる。

 

承認欲求は自分の評価が高く、頑張っていると自負しているからだ。

だからこそ、そういう人に向かって「頑張って」と言っても混乱してしまう。

 

私が捨てるものは、

相手の為に、と思うこと。

頑張ること。

この2つだと思う。

 

最近、友人にハッとされる事が多い。

自分の世界で踊っていた私は、音楽を止められて、踊り方を忘れてしまった孤独なダンサー。

 

何の為に生きてるんだろう。

誰の為に生きてるんだろう。

私はどうして、ここにいるんだろう。

 

 

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

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