捨てられる子、捨てる親

近況を書こうと思う。

 

GIDセカンドオピニオンが終わる。

16歳から個人で輸入した女性ホルモンから、もう少しで10年がたとうとしている。

途中で服用していない時期も随分あったが、体調や精神にさほど影響していないと思いたい。

親友の性転換した子が女性ホルモンの変化は自分で分からないから怖い。と言っていた。

確かに自分が普通と思っていても精神の僅かな変化に気づくことは少ないだろう。

だから咄嗟の行動に出てしまう人も少なくない。

今は毎日プレマリンを飲んでいる。本当は注射がいいけども、通う余裕がないので錠剤。

病院でのカウンセリングは難しかった。

私は16歳の時から自分の本能にしたがって生きてきたつもりだ。

それまでの苦痛の日々を思い返すことは簡単なことではなかったし、改めて男と女について考える事も普段、することではないので少し困難だった。

普通に生きている人だって、男とは?女とは?と考える場面はそう無いと思う。

会話を通して、判断を下してくれた先生や、いつまでも協力的な母親に感謝しなければいけないと心から思っている。

 

職業訓練校とハローワーク

今まで私には用がないと思っていた所に行ってきた。

マイナンバーが始まってからは、カミングアウトする以外の選択がない就職活動。

正社員経験のない私。

なかなか困難だけど、自分の目指している方面が割とハッキリしてきてるので迷う事は減った。

また高卒認定で自信も持てて、今のところ前向き。

先日一般事務の職業訓練の面接を受けてきた。結果まち。

 

・読書について

最近読んだ、さよなら、ニルヴァーナがおもしろかった。

さよなら、ニルヴァーナ

さよなら、ニルヴァーナ

 

 犯罪を犯した人間、被害者、その周りの人間。

それぞれに愛の形があり、人間性がある。

とても難しい問題だと思うし、実際におきた事件と似ていて題材がおもしろいなと思った。

美しい表紙に心を惹かれた一冊だった。

 

 コンビニ人間

コンビニ人間

コンビニ人間

 

 芥川賞に興味をもったのは最近の事だけど、この本はすごいなと思った。

タイトルだけをみて、ただのコンビニで働いてる人の日常だろうなと。

なんとなくな日々だろうなと思っていたが、そんな甘いものではなかった。

自分もこういう人間になるだろうし、いまもこういう人がいるのではないだろうか?と感じた。

自分が普通と感じている事は、他人にとって普通じゃない事って沢山あるし、それを口にしちゃうと変なモノ扱いされる事もある。

ところどころ暗い気持ちになったが、私にはココしかないんだと強い気持ちが爽やかにしてくれた。

 

・これからのこと

職業訓練の結果をまちながら就職活動。